2月は「インフルエンザ」流行のピークにあたり、特に注意が必要です。この時期は、手洗いやうがい、ワクチン接種、人混みを避けるなどの予防策を徹底した方が良いですね。みんな大好きな「寿司」は、素手で握るので衛生面が気になるところですよね。保存技術の無い江戸時代では、生のものはあまり使わず、酢締め、あぶり、タレ煮、漬けなど、主に調理ネタが使われていたそうです。現在では冷蔵冷凍技術が進歩し、流通も発達していますから、生ネタを使うのが当たり前ですよね。普通の人の手の平の温度は34度ぐらいだそうですが、寿司職人の手の平は、常時手を濡らした状態にしておくので30度前後だそうです。そうすることによって、米粒に熱を加えずに済み、余分な粘りが出ないようにしています。手を濡らすために使うのはやはり「酢」で、それを「手酢(てず)」と言います。酢の殺菌効果によって手を清潔に保ち、それが蒸発する際の「気化熱を奪う」ことで手の平の温度を下げる役割もあります。寿司は、酢飯の上にネタを乗せるだけですから、誰でも簡単に握れそうですが、寿司職人の世界では「飯炊き3年、握り8年」と言われています。だから、一人前の寿司職人になるには、10年以上掛かるのです。粋な握りさばきで、安全に美味しく頂きたいですね。(2026.2/15) |