|
1.美濃のやきもの
岐阜県東濃地方一円では、平安時代の須恵器に始まって以来、約1,000年間その窯の炎を絶やすことなく、やきものの歴史を刻んでまいりました。桃山時代の茶の湯文化隆盛に伴い、古田織部らの先導者たちによって、黄瀬戸、織部、志野、瀬戸黒など新しいやきものが次々と創造された輝かしい時代は、美濃陶芸の誇りです。その土壌を元に東濃地方は日本最大の陶産地として発展してまいりました。そして、戦後復興が進む中、陶芸を志す人々も徐々に増え、個々に作家活動をしつつも互助親睦組織設立の機運が高まってまいりました。
|